TUTAYAの10代20代のうちに見たい映画コーナーで
『バックトウザフューチャー』を3本まとめて借りてきました。
あのタイムマシンだった車の名前、「デロリアン」っていうんですね。今回息子から聞いて初めて知りました。車は興味の範囲の狭い長男の唯一と言ってもいい好きなもの。
ランボルギーニカウンタックみたいにドアが上に開きます。
長男がここに食いついたので、めずらしく一緒に映画をみることができました。
私も本当に久しぶりに見ましたが、あの頃の映画って筋を知っててもやっぱり面白い!ワクワクドキドキしながら見ました。
1~3まで、全てが時計台に雷が落ちる日が起点になっています。
悪い癖や勇気を出したほんの小さな行動が良くも悪くもその後の未来を大きく変えることになっていて、大人になった今見ると考えさせられることしきり。そのとき、そのときの決断を真剣にすることの大切さを感じました。
1では、
主人公の両親が結婚したきっかけの出来事を変えてしまい、このままでは自分が生まれないことになってしまう。消滅の危機!しかしなんとか元通り二人をくっつけて未来へ帰ると、未来は主人公マーティーにとって全てが良いほうに変わっていました。
これは、若き日の父の行動が良い方向に変化していたためでした。
2では、
未来に行っていたドクが未来のマーティの子供の危機を救うためにマーティーを未来へつれていきます。そこでのマーティの軽はずみな行動がきっかけで、戻るはずの現在がひどいものへと変わってしまっていました。ひどくなってしまった現在をもとに戻すべく過去にさかのぼって奮闘するのですが、元通りにしてさあ現在に帰ろうというところで、雷でタイムマシンはドクだけを乗せて西部時代に飛んでしまい、主人公マーティーは過去に起き去り。そこへ西部時代のドクからの手紙が届く。
過去に雷が落ちた日とタイムマシンを発明した日、この二つの時点を起点にし、ふたつの時空が交錯していきます。
3では、
西部時代のドクからの手紙に従って、タイムマシンを修理して帰ろうしたところ、ドクの墓を発見してしまい、西部時代のドクを救い出しに行くことになります。そしてそこではドクのロマンスがあったり。今回も140キロのスピードを出すためにやっぱり試行錯誤することになります。マーティは決闘を挑まれ、決断を迫られます。
しかし、ドクは最後の最後で西部時代に残る決断をして、マーティだけが現在にもどります。もどった場所は線路の上、そこへ電車が来てタイムマシンは粉々。
もう、ドクには会えないと思った瞬間、機関車のタイムマシンが現れて、中からはドク一家が。
過去と未来、時空を旅して3たび帰って来た現在。
そのとき、マーティの未来に大きな影響を与える瞬間がやってきます。
感情に流され今までと同じ失敗を繰り返すのか?それとも時空の冒険で学んだことを生かして今までと違った行動を起こせるのか。
最後の最後でマーティは、冷静な判断で自分を抑え、将来の危機に繋がる出来事を無事に回避することができます。
腰抜けと言われるとすぐ誘いに乗ってしまい、全てを棒に振ってしまうことを繰り返してきたマクフライ家の因縁を断ち切った瞬間でした。
長男も、この瞬間が一番良かった!と言っていました。
物語って、説教くさくなく大切なことを伝えるくれるんだな~。
また、子供と一緒に昔の映画鑑賞会、やってみたいな。今度は何を見ようかな。
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